退廃的かつ美しいメトロイドヴァニア「ENDER LILIES」をやろう【レビュー】

アップデートが入りましたのでいずれ評価修正します。
ついでにデータ消失しましたので走り直してます。
これはアップデート前の記事です。

メトロイドヴァニアという作品はゲーム開発における技術向上によってメジャータイトルになることは非常に少なくなった。

それでもなお『メトロイドドレッド』のような大型タイトルの作品が発表され、発売される度に私を含めたコアなファンは火をつけた油のように盛り上がる。

メトロイドドレッド……メトロイドフュージョンというGBA作品が世に出てからストーリーが止まっていた(閑話としてメトロイドプライムはあるが)のに、それが最新ハードのSwitchとして新登場してくるわけだ。

メトロイドヴァニア欲が最高潮に達した中、退廃的な物悲しい曲と共に白い少女と黒い騎士がメトロイドヴァニアしている「ENDER LILIES」をひと目見て、すぐにストアに直行してポチった。

そして3日かけて全実績コンプした。

ENDER LILIES 実績

「ENDER LILIES:Quietus of the Knights」は

・痛々しくも優しい登場人物達と世界観
・世界観にとても合う考えられたBGM
・あえてやりこみ要素を追加しないことによるメトロイドヴァニアとしての敷居の低さ
この3つによって、難易度の高いメトロイドヴァニア作品が多い中での「初心者向け」と評価することが出来た。
なんと……なんと素晴らしい作品なのだろうか……
と思ったが、ゲームレビュアーとしてあえて気になる点を上げるなら
・やりこみ要素少なめで周回要素も無く、全スキルの全強化を想定していないことへの不満
というネガティブ要素もある。
目次

ストーリー、BGM共に良く、これらが絶妙にマッチして世界観に引き込ませてくる

ENDER LILIES 小さな村

私のようにゲームBGMのサントラをガッツリ購入する少数層よりも、BGMをあまり気にしないゲームプレイヤーの方が多いだろう。

しかし本作はいわゆる「死にゲー」かつ探索要素もあるため何度も同じマップに戻ることが多い。

そのためBGMは次第に飽きるようになり、ゲーム自体が単調に感じる要素になるため非常に重要な場所の一つだ。

このゲームは個人的ベストな村BGMを始めとして、ストーリーにベストマッチかつ探索に飽きの来ないBGMがとても多い。

初ボス

また、登場する人物は既に穢者(けもの)となり、殆ど自我が無く襲いかかってくる敵と化してしまっている。

それでもなお主人公が穢者を浄化をすることで、彼らの生き様を垣間見ることが出来る。

その痛々しくも、優しかった登場人物たちの生き様は感動なしには語れないものなので是非プレイして確かめてほしい

メトロイドヴァニアの「らしさ」。やりこみ要素なしはあえてだったのか

敵の集団

私はこの手のジャンルは好きだが得意ではないため、にわか論評になってしまうが、この手のゲームジャンルは既に成熟しているように思われる。
それこそ「メトロイド」と「悪魔城ドラキュラ(キャッスルヴァニア)」を合わせて「メトロイドヴァニア」というジャンルが確立しているように。

探索型、増える能力スキル、それによって行けるステージが多くなること。またやりこみとしてアイテム集めにタイムアタックやボスラッシュなども標準で組み込んで来る。

ENDER LILIESも大半は導入している。能力スキルとしては回避アクションが≡c⌒っ゚Д゚)っから色即是空……になったりする
(≡c⌒っ゚Д゚)っ、が可愛かっただけに切り替えもないのでちょっと悲しい)

一方でタイムアタックやボスラッシュ、ボス再戦モードも無く、道中で手に入るスキルはアイテムで強化出来るのだがそれもゲームエンドまで全てを強化出来るわけではない。

なぜこうしたのかは製作者にしか分からないが、私が思うに『ゲーム性よりもストーリーに着目して欲しかったからでは』と推察する。

というのもやりこみ要素は大体ラスボスを倒す前にまとめて行うことが多い。
(クリア後やりこみは別として)

しかしENDER LILIESは「ゲームとしてではなく、一つの世界、一つのストーリーとして描きたかったのかもしれない」と仮説を立てると、やりこみ要素は邪魔な要素になってくる。

1人1人のボスがそれぞれバックストーリーを持っていて、それが密接にストーリーに関わってくるならボスラッシュや再戦ボスとして登場するのは「無粋」以外の何者でもない。

私としてはこの手のジャンルによる強化ボスというのに慣れきったため物足りなさを感じるが、これからメトロイドヴァニアの世界に身を投じるゲーマー達にはこれくらいのほうがちょうどよいのかも知れない

ENDER LILIESは雰囲気、BGM、レベル構成と3つのバランスが良い良作メトロイドヴァニア

神ゲーとは言い切れないものの、「1つの作品、1つの物語」を徹底して完結させたこのゲームは良作のメトロイドヴァニアと言っても過言ではないだろう。

ネガティブな部分も評価したが、基本的には雰囲気とBGMは圧倒的によく、操作性も悪くないため初めてのメトロイドヴァニア作品に触れるゲームにあげても悪くはないだろう。

Steamはもちろんのこと、Switch等でも発売しているため是非ともプレイしてほしい。

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